J-GENE活動紹介―第5回日本臨床検査専門医会年次大会にて
2026-06-02
2026年5月23―24日、第5回日本臨床検査専門医会年次大会(大会長:松下一之教授/千葉大学医学部附属病院 検査部・臨床検査科)が千葉大学隅田キャンパスで開催された。
シンポジウム「ISO 15189: 2022からみた衛生検査所等の適切な登録基準の確立」では、本法人理事長の宮地勇人がシンポジストとして登壇し、テーマ「衛生検査所の品質管理の国際化に関する現状と課題対応」で講演を行った。講演では、衛生検査所の登録基準として、検体検査の精度管理を確保するため、これまでの厚生労働科学研究での調査成果を踏まえ、国際規格ISO 15189の要求事項を基盤とした実践的な基準づくりを報告した。環境体制整備の進展として、LDTsガイダンスの公表(2025年12月)とそれに基づく中央社会保険医療協議会での議論(2026年1月)、JIS Q 15189制定(2026年3月)などとともに、J-GENE活動の役割について紹介した。
また、参議院議員・自見はなこ先生によるプレナリーセッション発表および閉会式挨拶では、正しい診断による適切で安全な患者診療を推進する上で、検体検査の精度管理はきわめて重要で、特に新興感染症(次なるパンデミック)や希少難病におけるLDTsの社会実装において、臨床検査専門医・臨床検査技師の貢献が不可欠であり、そこでJ-GENE活動による精度管理、人材育成に「大きな期待を寄せている」と述べられた。